生命の樹とベンガル菩提樹の不思議な関係

 

旧約聖書の「生命の樹」と聖木とも言われる「ベンガル菩提樹」

共通点の多さに関係性があるのでは?という話

 

 

旧約聖書創世記の「生命の樹」と、聖木とも言われる「ベンガル菩提樹」の不思議な関係性

 

根が上にあるという共通点

 

旧約聖書の「生命の樹」は根が上で葉っぱが下

 

生命の樹

ベンガル菩提樹(バンヤンツリー)は根が上から下へ向かって伸びる

 

 

 

ベンガル菩提樹とは

 

ベンガルボダイジュ(ベンガル菩提樹、学名:Ficus benghalensis)は、クワ科イチジク属の常緑高木。別名、バンヤン(バニヤン)、バンヤンツリー(バニヤンツリー)、バンヤンジュバンヤンノキ、ただし広義のbanyanはベンガルボダイジュに限らず、ガジュマルなど他のイチジク属の樹木も含まれる名称であるため、近年では学名からベンガレンシスとも呼ばれる。ベンガルボダイジュ - Wikipedia

 

特徴

 

熱帯アジア原産の常緑高木。典型的な絞め殺し植物、つまり他の樹木に巻きついて枯らしてしまう植物である熱帯性イチジク類のひとつで、熱帯地方では高さ30メートル (m) にもなり、枝から気根を出す[3]。気根は垂れ下がって地上に達すると、ふつうの根を出して、やがては幹となることから、1本の木で森のようになることがある[3]。葉は長さ約20センチメートル (cm) の広卵形から楕円形で、葉身は皮質になる[3]

枝が広く横に張り出すので、緑陰樹として栽培される。近縁で性質の似たガジュマル(Chinese banyan)(Ficus microcarpa)、ベンジャミンゴム(Ficus benjamina)と同様に、幼木は鉢植にして観葉植物として利用される。

園芸品種に‘クリシュナエ’(‘Krishnae’、別名:クリシュナボダイジュ)があり、葉身の基部がねじ曲がって漏斗状になる[3]ベンガルボダイジュ - Wikipedia

 

旧約聖書の生命の樹、アダムとイブが食べたのはリンゴの実じゃない説

 

旧約聖書創世記に書かれているのは 木(こ)の実(み)[=果実(かじつ)]
ん?リンゴとは書いていない

 

エデンの園の中央部にあった2本の木のうちの一つ。もう一つは生命の樹。知恵の樹の実を食べると、神と等しき善悪の知識を得るとされる。知恵の樹の実はいかにも美味しそうで目を引き付けるとされる。

『創世記』によれば、人間はエデンの園に生る全ての樹の実は食べても良いが、知恵(善悪の知識)の樹の実だけは、ヤハウェ・エロヒム(エールの複数形)により食べることを禁じられていた(禁断の果実)。なぜなら知恵の樹の実を食べると必ず死ぬからである。

しかし人間を神に背かせようとするに唆されて、初めにイヴが、その次にイヴの勧めでアダムが知恵の樹の実を食べたことによって、善悪の知識を得たアダムとイヴは、裸の姿を恥ずかしいと思うようになり、イチジクの葉で陰部を隠した。(一部抜粋)
知恵の樹 - Wikipedia

 

生命の樹の実はイチジクという説もある

 

この知恵の樹の実は俗説ではリンゴのことであるとされるが、旧約聖書にそうした記述は無い。

一説には、リンゴとする解釈は2世紀に聖書をギリシャ語に翻訳したアクィラ・ポンティカスに由来するとされる。彼は「りんごの木の下で、わたしはあなたは呼び覚ました。あなたの母親は、かしこで、あなたのために産みの苦しみをなし」という雅歌の「産みの苦しみをなし」の部分を「堕落した」と誤訳した。この為、りんご→堕落→知恵の樹の実という連想が生まれ、知恵の樹の実はりんごであると解釈されるようになった、とされる。

別の説では、聖書をラテン語に翻訳した際に誤訳されたとする。禁断の果実を指すラテン語の「malus」には二つの意味があり、形容詞として使われる場合では、「邪悪な」を意味し、名詞では「リンゴ」である。禁断の木の実をリンゴとする説は、「邪悪な木の実」と「リンゴ」を混同している、とされる。

また喉頭隆起のことを英語で「Adam's apple」(アダムのリンゴ)という。これはアダムが知恵の樹の実を喉に詰まらせたとする伝説に由来する。

ジョン・ミルトンの「失楽園」(1667年)ではリンゴとされ、この俗説がさらに世界に広まったとされる。

確かなことは、リンゴは寒冷な中央アジア原産とされ、エデンの園があったとされるペルシャ湾岸では育たないということである。

ダン・コッペル著「バナナの世界史」によると、古代のインド以西の中東地域においてはバナナイチジクと呼ばれ、マケドニア人アレクサンドロス3世はインド遠征でバナナを見たとき、これをイチジクと記したとされる。また、アラビア語で書かれたコーランに出てくる楽園の禁断の果実「talh」はバナナと考えられており、ヘブライ語聖書では禁断の果実は「エバのイチジク」と書かれているとされる。このことから、実は創世記に出てくる知恵の樹の実は、通説のイチジクではなくバナナであったとする仮説がある。
知恵の樹 - Wikipedia

 

ベンガル菩提樹はイチジク属の樹木

 

バンヤンツリーはイチジク属の樹木で アダムとイブはイチジク葉で体を隠している。
なにやら意味深

 

ベンガル菩提樹の呼び方はいろいろ

 

・ベンガル菩提樹

・インドボダイジュ

・バンヤンツリー

・バニヤンツリー

・カジュマル

3Dカバラ パドマ模型

ベンガル菩提樹は様々な宗教で神聖なる木と言われている


インドボ菩提樹の学名Ficus religiosaのreligiosaはラテン語で「宗教的」という意味
古代サンスクリット語の古い経典にもアクシャヤ・ヴァタ「不滅のヴァタ=ベンガルボダイジュ」が記されている。

神話に見るベンガル菩提樹

 

仏教

ブッダが悟りを開いたのはベンガル菩提樹のもと

神々が住む木

気になるのは ナーガという蛇の神々が住んでいるといわれている
「蛇」旧約聖書にも出てきますよね

 

ヒンドゥー教

古くから望みを叶える木として有名
「永遠の命」として神聖な木であり、神話にも「望みを叶える木」として登場


ガジュマルの木の葉はクリシュナ神の休息の場所で 上に根があり、下に枝がある木として説明されている。


インドボダイジュの根には宇宙の創造を司る神、枝には維持・繁栄を受け持つ神、幹には宇宙の破壊を司る神が住むところ

 

ハワイ

ハワイでもシンボル的なバニヤンツリー

四大神と並ぶ高位の女神とも言われる「月の女神ヒナ」の神話に登場する。

 

日本

沖縄のカジュマルの古木に住む精霊「キジムナー」の話は聞いたことがあるんじゃないかな。

幸福を呼び込む木とも言われている

 

ギリシャ神話

「夫婦の愛」という神話でボダイジュが出てくる

名称は違うが共通点は多い

 

神話などの物語の部分は必ずしも同じではないが 神聖なる木が出てくることは共通している。

 

単なる偶然なのかとも思うが 偶然にしては共通点が多い。
何か関係性があると思っても不思議ではない。

 

真実が知りたいところだが 神のみぞ知るということかも知れない

 

www.kaosuno-hate.com